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[观察日记] KIIの「不器用なエース」向田茉夏の生誕祭は、温かい空気に包まれた感動のステージに

今日のチームKII公演は、チームのエースである向田茉夏ちゃんの14歳の生誕祭だった。



とても涙もろい女の子である茉夏ちゃんは、すでにアンコール前の楽曲『大好き』の終盤で

泣き出しはじめてしまい、涙を流すきっかけを作った高柳明音ちゃんが「ゴメンね~!」と

茉夏ちゃんに謝るという一幕もあった。


(楽曲の途中、二人が寄り添う場面で、明音ちゃんが茉夏ちゃんをギュ!と抱きしめて何か

言葉をかけていたのだが、それに感動したらしくその後に茉夏ちゃんが泣き出してしまった。)




さて、アンコール後の生誕祭であるが、劇場内モニターにメンバーからの祝福コメント映像が

流れ終わった時点で、すでに茉夏ちゃんは大泣きしていた。何て純粋な子なの~。




そして、バースデーケーキの火を消した後で、彼女のお母さんからの手紙が読まれた。


そこに出てきた、お母さんが「なっちゃん」を表現する言葉を書き上げてみると、


 「家でも無口で大人しい」

 「学校の勉強はとても頑張っていて、追試を受けたことはない」
 
 「とても不器用な子」

 「前に出ることが苦手」

 「欲しいものが手元にあっても、他の人が欲しがっていたらあげちゃって、後悔してる」


といった感じである。


ここに書いてある言葉を見ると、向田茉夏という女の子は、性格的にはあまり芸能界には

向いていないんだなぁということが分かる。



けれども、そんな「なっちゃん」がSKE48に入ってから少しずつ性格が明るくなってきたと

お母さんはとても喜んでいて、家族そろってアイドル・茉夏ちゃんを応援しているという

温かい気持ちが強く感じられるお手紙であった。




そのお母さんの手紙の言葉の中で、何より心を打ったのは

 「いっぱい頑張っているなっちゃんには、もう『頑張れ』とは言えないから・・・」

というフレーズだった。



その言葉を聞いて、明らかに芸能界向きではない性格でありながらもKIIのエースである

自覚を胸に抱き、内に秘めた「負けず嫌い」の精神で頑張っている茉夏ちゃんの姿が目に

浮かんできて、私は泣くのを我慢するのに必死だった。


(今日は最前列だったので、泣くとあまり格好がよろしくないと思って…(^^;)




私はこれまで、向田茉夏というメンバーを表現する良い言葉を見つけるのに苦労してきたが、

今日の手紙でその言葉を見つけられた。


茉夏ちゃんは、チームKIIの「不器用なエース」なのである。


だから時に応援していて歯がゆい気持ちになるのだが、純粋に涙を流す茉夏ちゃんを見て、

ますます彼女を応援したくなった。




ただ、今日の公演は、座った場所がちょうど石田安奈ちゃんが前によく来る場所だったので、

思いっきり「あんにゃーっ!」と応援してました。まあそれはそれで(^^




M.D.

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